久田哲也「 自分のボクシングをするだけ」

    日本ライトフライ級王者の久田哲也(ハラダ)と、挑戦者で同級10位の戸谷彰宏(蟹江)が15日、大阪市内の日本ボクシングコミッション関西事務局で前日計量を行うために姿を見せた。両者はこの日が初対面となったが計量を無事にパスするとがっちり握手を交わし明日の健闘を誓った。
 

    5度目の防衛戦を迎える王者の久田は48.8kgの100gアンダーで秤を降りると「今回は早めに調整していたので、久々のアンダーですけど、順調に減量もできて調子は良いですね。自分のボクシングをするだけで変わりはないですが、気持ちを強くもって戦います」。

    タイトル初挑戦となる戸谷も100gアンダーで計量器を降りた。「仕上がりは絶好調です。4度防衛してて、4団体で上位にいる強いチャンピオンですが、明日は僕が勝ってチャンピオンになります」と拳を握った。