小西伶弥と仲村正男がタイトル戦を発表

　WBOアジアパシフィック・Lフライ級チャンピオンの小西伶弥(真正)と元OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級チャンピオンの仲村正男(渥美)が31日、神戸市内の真正ジム事務所で次戦の発表会見を行った。両者の試合は12月1日(土)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催される「REAL SPIRITS.vol61」で行われる。
 

　山下正人会長は「12月1日の2部のイベントはWBOアジア王者の小西伶弥が初防衛戦、そして、元東洋太平洋スーパーフェザー級チャンピオンの仲村正男選手がWBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王座決定戦を行うことになりました。小西に関しては世界を見据えた勝ち方を望んでいます、ここでしっかり勝ったら世界戦を組みに行きます」と小西には内容を問うと語った。

　リチャード・ロサレス(比)と初防衛戦が決まった小西は「防衛戦とか挑戦とかは考えずに、世界戦で負けた内容をふまえたしっかりしたボクシングで勝とうと思います。誰がどう見ても完封した内容で勝ちに行きます」と意気込んだ。「まだ調整では良い内容の練習はできていませんが、当日は良い試合をしたいと思っています。応援よろしくおねがいします」と語った。
 

　チャンピオン返り咲きを目指す仲村は、カルロ・ガマリ(比)とWBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王座決定戦で拳を交える。「スパーリングパートナーとしっかり実戦練習も積んで、すごく充実しています。当日はKOで勝利したいと思っていますので、おごらず、しっかり調整して挑みたいと思います」と7年ぶりのタイトル獲得に気合いの表情を見せた。