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[試合後会見]2018.9.11

井上拓真とマーク・ジョン・ヤップが世界への切符をかけて激突!

 WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級挑戦者決定戦が11日に後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル」のメインイベントで行われ、OPBF東洋太平洋同級王者でWBC世界同級3位のマーク・ジョン・ヤップ(六島)と同級10位の井上拓真(大橋)が激しいペース争いを繰り広げた。
 試合の模様は9月16日(日)25:55〜26:55でフジテレビ関東ローカルで録画放送される。
上手さが光った
 序盤はヤップが上下にパンチを散らし、井上は打ち終わりにパンチを合わせた。4回終了時は1者が39-37で井上、残りの2者が38-38とイーブン。5回、井上は左フックで攻め立てダウンを先取すると続く回も攻勢に出た。ヤップは右ストレートで顔を弾き反撃に転じたが後続打が出ず。8回終了時は77-74×1、78-73×2で井上がリード。後半はヤップも積極的に攻めたが、井上は足を使い左フックをカウンターを決め続けた。12回は真っ向から打ち合い会場を沸かせ試合終了のゴングを聞いた。井上が判定勝ちを収め、挑戦権を手にした。
落ち着いて戦えた
 難敵ヤップを下した井上は、「相手のショートパンチに付き合わずカウンターを合わせる作戦だった。左フックは練習していたので少しは出せたと思う。相手はもっと出てくると思ったが、案外前に出てこなかった」と冷静に試合を振り返った。
 「不用意なパンチをもらってしまったので、集中力を高めていきたい」と課題を挙げるのも忘れなかった井上は、「歴史のあるWBCバンタム級王座の名に恥じないよう、一発で(ベルトを)獲りたい」と兄弟世界王者誕生に決意を口にした。
 会見に同席した大橋秀行会長は「本当に勝つことができて良かった。最後は危険な打ち合いに出たが、強気な姿勢を崩さないところが拓真の良いところ。最終ラウンドにポイントを取ったもの世界戦に向けて良い経験になった」と評価した。

 
 
井上尚弥(大橋)
 この試合をリングサイドで観戦した兄の井上尚弥(大橋)は「今日は勝ちに徹するボクシングを心掛けていた。その中でも、もっと倒しにいける場面を作れたら今後は攻撃の幅が広がるのではないか。ただ、今日はおめでとうと言いたい」と感想を口にし、弟の勝利を祝福した。
連勝がストップ
 一方、惜しくも判定で敗れたヤップは、ガックリと肩を落とし、「行こうと思ったらカウンターを合わせられるので難しかった。効かされてはいないけれど、とにかくスピードで上回られた。5回のダウンはバランスを崩しただけだが、僕のミステイク。残念…」と片言の日本語で悔しがった。
採点表
 前王者ルイス・ネリ(メキシコ)が計量失格のため王座はく奪で空位となっているWBCバンタム級王座は、同級1位のナルディーヌ・ウバーリ(フランス)と同級4位のルーシー・ワーレン(米)の間で10月に王座決定戦が行われる。この試合の勝者に同級2位のペッチ・ソーチットパッタナ(タイ)が挑み、その勝者に井上が挑戦する。大橋会長は「チャンピオンは2試合連続で指名戦になる。タイミング的には来年になる」と話すと、理想だがと前置きした上で「尚弥のWBSS決勝戦と同じ日に拓真の世界戦ができればいい」とし、バンタム級4団体を大橋ジムで独占する構想を描いた。

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