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[試合後談話]2018.7.6

九州のタイソンの豪打が爆発!

 94.4%のKO率を誇る日本ウェルター級1位の別府優樹(27=久留米櫛間)が6日、後楽園ホールで開催された「ダイナミックヤングファイト」のメインイベントに登場。タイ国スーパーライト級王者のボンサートーン・ソムボン(27)と対戦し、初回から強打を炸裂させた。
18回目のKO勝利
 立ち上がり、ポンサートーンは右フックを振り回したが、別府は冷静に対処するとスピード感のある攻撃を披露。すると右ボディをめり込ませ痛烈なダウンを奪った。キャンバスに転がったポンサ―トーンは苦悶の表情を浮かべて10カウントを聞いた。
チャールズ・ベラミー(横浜光)戦が自信になっている
 メインイベントを86秒で終わらせた別府は「いつもより相手のパンチが見えて冷静だった。最後に決めたボディは手応えがあったが、もっとコンビネーションを見せたかった」と試合を振り返った。
 次戦は10月21日(日)に地元・福岡県久留米市で日本タイトル挑戦者決定戦を予定している。「地元でタイトル挑戦権がかかった試合ができるのでワクワクしている。この試合に勝ってチャンピオンに近づきたい」とさらなる飛躍を誓った。
太一がレフェリーストップ勝ち
 第4試合ではスーパーフェザー級4回戦、それいけ太一(26=協栄山神)と豊田和也(29=小熊)が対戦。4年2ヶ月ぶりのリングとなった太一が、初回から左右フックで襲いかかりペースを掌握。勢いに乗るとロープを背負わせ力強いパンチを叩き込んだ。2回、太一は左フックでダウンを奪いTKO勝ちを収めた。
4年4ヶ月ぶりの勝利
 B級に昇格を決めた太一は「久しぶりの試合でデビュー戦のように緊張したが、途中から楽しむことができた。間合いが上手くハマったので相手の心を折ろうと思った」と会心の勝利に笑みを浮かべた。一度は引退したが、ジムでトレーナーをしているうちに練習生の頑張りに心を打たれ復帰を決意。少しでも注目してもらいたいとリングネームを「それいけ太一」と変更してこの日を迎えた。「うちのジムからは、久しぶりの6回戦の選手となる。選手も少ないのでこれからジムを盛り上げていきたい」と抱負を語った。

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