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[前日計量]2018.6.13

力の差を見せつけると吉野修一郎

 トップアマからプロに転向し、昨年10月にプロ6戦目で日本ライト級王座を獲得した吉野修一郎(26=三迫)が、同じくアマチュア出身で同級7位の前田絃希(25=グリーンツダ)を迎え、2度目の防衛戦に臨む。その前日計量が13日に都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、両者ともリミットの61.2sを一発でパスした。
 試合は明日14日、後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」のメインイベントで行われ、16日にフジテレビ系列で27時55分から関東ローカルで放送される。
試合が終わったら大好きなスイーツを食べたい
 吉野は124戦104勝(55KO)20敗のアマチュア戦績が裏付けるように、ジャブを得意とする基本に忠実な右ボクサーファイター。加え、相手に合わせて戦える器用さもあり、自分のペースに持ち込んで仕留める万能型だ。リミットで秤を降りた吉野は、「日本タイトルは中間地点。先を見据え、前回の試合後から体力作りに取り組んできた。スピードを落とさず、力強さが増したと思うのでそこを見てほしい」と自信を示し、「1ラウンドKOで終わった前回のように、今回も相手の心を折りたい。力の差を見せつける」と気を吐いた。
タイトル初挑戦の前田は61.1kg
 一方、この日大阪から乗り込んだタイトル初挑戦の前田は、100gアンダーで計量を終えると「吉野選手はアマ時代から名のあった選手。自分はその頃からタイトルに縁がなかったが、ここでどんでん返しをして見せる」とコメント。「体格は自分の方が有利だし、独特といわれるリズムでかく乱したい。自分を信じて必ずチャンピオンになります」と王座奪取を誓った。

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