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[前日計量]2018.5.12

明日は下関でユース王座戦

 日本ユース初代ウェルター級王座決定戦の前日計量が12日、山口県下関市内のホテルで行われ、ベルトを争うクドゥラ金子(20=本多)とチェンジ濱島(22=関門ジャパン)が計量に臨んだ。試合は明日13日に海峡メッセ下関イベントホールで開催される「関門ドラマティックファイト13」のセミファイナルで行われる。
アフガニスタン出身の金子
 金子と濱島は昨年11月に対戦し、5ラウンドにダウンを奪った金子が判定勝ちを収めている。ここまで6戦全勝(4KO)で初のタイトルを目指す金子は200gアンダーの66.4kgでパスした。「一度勝ったけど、濱島が一生懸命に練習をしているのは知っている。前と同じ展開にはならないと思う。勝ってアフガニスタンのみんなにベルトを見せたい」と静かに闘志を燃やした。
地元の期待に応える!
 一方、リミットちょうどの66.6kgで秤を降りた濱島は「ユースタイトルマッチではあるが、それよりもクドゥラに勝つことの方がモチベーションになっている。とにかく会長とやってきたことを信じて思いきり暴れます!」とリベンジを誓った。
左:住吉と右:山口も好試合の予感!
 メインイベントでは、ライト級8回戦で日本同級2位のアクセル住吉(33=関門JAPAN)と日本同級15位の山口祥吾(24=唯心)が拳を交える。住吉、山口はともに200gアンダーの61.0kgで計量を終えた。
引き分けを挟んで6連勝中
 2度目のタイトル挑戦を目指す住吉は「相手は気持ちの強い選手だが、良い勝負にはさせない。自分自身のボクシングスキル、フィジカル、メンタルの安定を確認するための試合だと思っている」と話すと「アグレッシブにKOを意識して魅せるボクシングをします!」と拳を握り会場を後にした。
下剋上を起こす!
 静岡県から乗り込んできた山口は「初めて見たが強そうには見えなかった。明日は判定までいかない。僕が倒して勝ちます」と自信を示した。

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