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[試合後談話]2018.5.7

岡田博喜が世界へ強烈アピール!

 WBOアジアパシフィック・スーパーライト級王者で世界主要4団体でランクされている岡田博喜(28=角海老宝石)が、7日に後楽園ホールで開催された「SLUGFEST.4」で比国ライト級8位のシノ・モラレス(30)と世界前哨戦を行った。
まさに貫禄勝ち
 岡田は開始からジャブを飛ばし距離を掴むと、相手の返しのパンチも冷静に対処。すると、1ラウンド残り30秒でコーナーに追い込んで右ストレートを振り抜きダウンを奪った。ダメージの残るモラレスは立ち上がることができず10カウントを聞いた。
KOしたのは練習してきたパンチ
 控室に戻った岡田は「今日は遠い距離で戦おうと思ったが相手は出てこなかった。物足りない試合でした」と苦笑いを浮かべた。今月末にイタリアで開催されるIBF(国際ボクシング連盟)総会に出席予定だという岡田は、「IBFなら挑戦者決定戦になるのではないか。ただ、どの団体でもこだわりがないので、できれば年内に世界戦をやりたい 」と決意を口にした。
山内が日本ランカーを撃破
 第4試合ではOPBF東洋太平洋ライトフライ級13位の山内涼太(23=角海老宝石)と日本フライ級11位の堀陽太(31=横浜光)が激突。サウスポー堀が先に仕掛けたが、山内がプレスをかけて上下に打ち分けると後退し、4回に右ストレートで倒れた。劣勢の堀は、手数を増やして反撃を試みたが、流れを変えるまでに至らず被弾が増えたところでタオルが投入された。
良い緊張感で試合に臨めた
 デビューから3連勝を飾った山内は「最初はボディを叩いて中盤から顔面を狙っていこうと思ったが、ムキになってしまった」と冷静に試合を振り返った。日本ランキング入りを濃厚としたが、「正直なところ出来過ぎです。運もあり環境に恵まれている。先輩たちの良いところを吸収していきたい」と謙虚な姿勢を崩さなかった。

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