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[試合後談話]2018.4.22

日本ミニマム級王座決定戦の行方は

 日本ミニマム級1位の平井亮輝(千里馬神戸)と同級2位の小野心(ワタナベ)が22日、神戸市内の神戸芸術センターで開催された「PEGASUS SUPER FIGHT.55」のメインイベントで空位の日本ミニマム級タイトルを懸け激突。試合はジャブの刺し合いでスタートした。
 
5年ぶりの戴冠に涙の小野
    静かな立ち上がりとなったが、キャリアを存分に生かした小野が終始試合をコントロールした。距離を先に掌握した小野は、左ストレートを起点に接近して左右のボディを決めた。対し平井は足を使い、ジャブから右ストレートを伸ばすが捌かれてしまい、距離を詰めポイントを重ねる小野との差を縮めることが出来なかった。試合は小野が最後までペースを握ったまま終了。判定3-0で小野が5年ぶりのタイトルを手にした。
 
練習は多少出せたと小野
    試合後、小野は「練習してきたことが多少は出せたと思います。本当にラストチャンスだと思ってボクシング人生の全てをかけて臨んだ試合だったので、本当にうれしい。会長に感謝しています」と大粒の汗を拭った。
渡辺均会長
    渡辺均会長は「今日は小野のキャリアが生きた試合。タイプも小野には合った感じがしました。よく頑張った」と、ベテランのタイトル獲得に笑顔がこぼれた。
小野選手は強かったと平井
    一方、悔しい敗戦となった平井は「パワー、テクニック、すべて小野選手が上でした。強かったです」と、完敗を認めた。
 
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