16年リオ五輪戦士が2戦目で世界挑戦

　呂は16年リオデジャネイロ五輪にライトフライ級中国代表として出場し、1回戦はシードだったため2回戦が初戦となった。しかし、ケニア代表に2対1の判定で敗れた。昨年7月にプロに転向し、デビュー戦では3回TKO勝ちで空位のWBCアジア・シルバー・ライトフライ級王座を獲得した。この1試合だけでWBA12位、WBCでは28位にランクされている。もしも呂がカニサレスに勝って戴冠を果たせば、センサク・ムアンスリン(タイ)、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)の3戦目を更新する最短戴冠記録となる。3月の決定戦で小西伶弥(真正)に勝って王座についたカニサレス(21戦20勝16KO1分)は初防衛戦となる。