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WBA(世界ボクシング協会)、IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)の元ヘビー級王者タイソン・フューリー(29=英)が6月9日、英国マンチェスターで復帰戦を行うことになった。フランク・ウォーレン・プロモーターが明らかにしたもので、フューリーにとっては戴冠を果たした15年11月のウラジミール・クリチコ(ウクライナ)戦以来、約2年半ぶりのリングとなる。相手は未定。
お騒がせ男が帰ってくる。身長206センチ、体重112〜115キロのフューリーはクリチコに勝って3団体王座を引き継いだが、IBFから指名戦を指示されたため即返上。残ったWBAスーパー王座とWBO王座の防衛戦を16年夏にクリチコ相手に行う予定だったが、自身のケガで延期したあげく過度のアルコール摂取やコカイン吸引などが露見。精神のバランスを崩して戦える状態ではないとして王座を返上してしまった。その後は何度か復帰の噂が出たが、そのたびに計画が先延ばしになってきた。25戦全勝(18KO)。ウォーレン・プロモーターは「心身ともにベストのコンディションをつくってほしい。3試合か4試合したあとにはアンソニー・ジョシュア(英=3団体統一王者)との対戦もあり得る」と話している。