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[日中対抗戦]2018.4.7

歴史的な興行はまさかの一方的展開

 中国の上海市普陀体育館で、6日に行われた第3回日中対抗戦では、まさかの「一方的な展開」が待っていた。内容はいずれも白熱した打撃戦。昨年、東京の後楽園ホールで行われた過去2大会では日本勢が勝ち越してきたが、中国初開催の今回はどちらが優勢だったのか。そして、「加油、中国隊(がんばれ、中国チーム)」のコールがこだます敵地で勝利した日本人は?
かねこは医務室に搬送されたが異常なし
 白熱した内容で会場は大いに盛りあがったものの、日本は1勝6敗と大きく負け越した。特に2試合目で、かねこたけし(REBOOT)がカザフ族のウラン・トロハツ(中国)に喫した壮絶な失神KO負けは、中国が近い将来、本格的にプロボクシングのレベルを高めることを予感させた。
“中国リベンジ”ならずの川崎
 ローカル王座のかかった2試合も日本は判定負け。WBA東アジア王座に挑んだ川崎真琴(RK蒲田)は昨年に中国・大同で敗れたヤン・シンシン(中国)に返り討ちを喫した。「相手の応援が多いのは日本でも慣れているので、敵地のムードで飲まれることはないが、距離が詰まった時に雑になる癖が出てしまった」(川崎)
ラストスパートが実らなかった山口
 WBAアジア・タイトル戦で、山口卓也(JBスポーツ)はシエン・ウェイチェン(中国)にユナニマスの判定負けを告げられると、思わず怒りをあらわにして退場。宿舎に戻った頃には「最後はストップ寸前まで追い込めて、勝ちの決め手になったかと思った。前半に当てていたジャブを評価してもらいたかったけど、向こうの派手な攻撃が前半のラウンドですべて評価されてしまった」と、冷静になって試合を振り返った。
左ボディブローが冴えた若林
 日本勢で孤軍奮闘だったのは若林駿(K&W)。今年は1月にも四川省・成都での中国遠征試合を行って判定勝ち。その際、「8ラウンドだと思って行ったら、相手側が6ラウンドしかできないと言ってきたり、40グラム・オーバーだから許してほしいと言われたら、実際は400グラム・オーバーだったりということがあった。あれで敵地で戦う心構えをつかめた」と苦笑いしていた。
若林は「判定は少し不安だった」とも
 相手のリン・チュンレイ(中国)は、奇襲をかけるように何度も豪華に飛び込んできたが、中盤から若林の左ボディブローを露骨に嫌がるようになり、ローブローをアピールして休む場面もあった。 判定でもジャッジは三者とも若林の勝利を支持。中国遠征2連勝を収めた。
「勝ったのは嬉しいけど、自分だけなのは複雑。自分だけ負けたのと同じくらい複雑かもしれない。日本人が海外に呼ばれるケースは少ないので、こうした貴重な経験は今後の糧にしたい」(若林)
既報の通り、次回は6月20日のディファ有明で行われる。

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