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[発表会見]2018.1.26

前日本ミニマム級王者の小西伶弥が世界初挑戦

    前日本ミニマム級チャンピオンでWBA世界ライトフライ級2位の小西伶弥(真正)が26日、神戸市内の真正ジム事務所で次戦を発表した。試合は3月18日(日)、神戸市内のポートピアホテルでWBA世界ライトフライ級王座決定戦として、同級1位のカルロス•カニザレス(ベネズエラ)と拳を交えることが発表された。昨年の大晦日にWBA世界ライトフライ級チャンピオンの田口良一(ワタナベ)が、7度目の防衛に成功し、スーパー王者に昇格したことにより、空位となった正規王者の座を争う。今月、日本ミニマム級タイトルを返上した小西は、ライトフライ級転級初戦が世界タイトル挑戦となった。
    また、当日、初防衛戦を控える同門のWBO世界ミニマム級チャンピオン山中竜也(真正)も同席し、改めて意気込みを語った。
 
中央:山下正人会長
    会見の冒頭、山下正人会長は「空位になったWBA世界ライトフライ級王座に前日本ミニマム級王者の小西伶弥が挑戦することになりましたので、報告します。ずっと狙っていたダブルタイトルマッチなのでできることはありがたいですね。1位のカルロス・カニザレス(ベネズエラ)選手はタフな選手ですが、当日は山中竜也と一緒に勝たせます」と、意気込んだ。
 
小西伶弥
    続いて、ビッグチャンスが訪れた小西は「まず、世界タイトルマッチを組んでいただいた山下会長、関係者の皆様に感謝しています。昨年の(日本タイトル)2度目の防衛戦前から会長に来年は世界を獲りに行くぞと言われていましたし、しっかり防衛できたので自信になりました。昨年の試合から3ヶ月での挑戦ですが、早くやりたい気持ちでしたので、タイミングも良かったと思います。ライトフライ級での挑戦ですがミニマム級は本当にキツかったですし、ライトフライ級での挑戦は自分の力を存分に発揮できると思っています。楽しみです」と、笑顔を見せた。「カニザレス選手は、接近戦、中間距離、アウトボクシングとなんでもできる戦績通りの選手だと思います。あと1ヶ月半会長と、江藤代行としっかり練習していきたいと思います」と、目を輝かせた。
山中竜也
    改めて会見の席に着いた山中は「身の引き締まる思いです。カジェロス選手はタフでパンチのある相手ですが、挑戦者の気持ちで、チャンピオンのボクシングをしたい。誰がみても勝っている試合をしたいです。先輩の長谷川穂積選手のような強いチャンピオンを目指してしっかり勝ちたいです」と、拳を握った。
関西の世界戦初戦は3月18日

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