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[rscインタビュー]2018.1.11

直撃!藤原俊志トレーナー編

 rscproducts東京店の店長ジミーがお届けする人気インタビューシリーズ。トレーナー編の第2弾は、ワールドスポーツジムの藤原俊志トレーナー。選手の能力を最大限リングで発揮させるための努力を探る。トレーニングや試合中のセコンドワークなど、普段は聞けないことを明かしてくれた。
選手とのコミュニケーションを重視
■トレーナーとして選手とは、どう向き合っていますか。
藤原  選手にあわせてコミニュケーションを取ることを心がけています。それぞれの選手の性格に合わせて、プライベートまで踏み込むこともあれば、プライベートに関して心配がなければ練習に関する話しをするようにしています。普段選手がどう感じているのか、どんな不安をもっているのかを知ることで信頼関係が築けると思ってます。

■普段、選手を指導する時に気をつけていることはありますか。
藤原  見ていないようでしっかり選手の動き、どんな練習をしているかを見ています。1から10まで教えてしまうと選手は伸びない。手助けはするけど、最後は選手自身が考えてこうだ、ということを掴まないと自分の物にはできないですから。なかなかできなくてもある時、急にできるようになるのが、ボクシングの面白さでもあるので。選手が「これはこういうことですか?」と聞いてきたときは嬉しくなりますね。

■練習メニューで重視しているのはなんですか。
藤原  基本動作練習と選手のレベルや時期(試合まで期間があるとき)にもよりますが、フィジカルトレーニングを重視しています。一般的にされているフィジカルトレーニングとボクシングジム内でできるフィジカルトレーニング。ミット打ちは技術を教えるのと選手のモチベーションを上げるためにもやってますね。

■試合前の選手に対して気をつけていることはなんですか。
藤原  オーバーワークにならないようにすることと体重管理ですね。オーバーワークは怪我につながるし、体重管理に対しては無理な減量をさせないために普段から食事内容、練習前、後の体重、練習内容を毎日ノートを書かせて提出させます。
選手と一緒に戦う。
■試合中は選手のどこを見ていますか。
藤原  担当選手の場合は相手選手の癖、攻撃パターン、相手選手になにを狙われているか、なにが狙いやすいかを見ている。サブのときは一歩引いてカットしていないかを見ています。

■インターバル中、選手になにを伝えていますか。
藤原  選手の体力、ダメージを回復させることがセコンドの1番の仕事だと思っています。気持ちの弱い選手に行けっと言ってもダメなので、過程を説明して指示を信じこませる。選手を奮い立たせるためにビンタすることもありますよ。

■世界のトップ選手の試合を見ることもあると思いますが、どんなところを見ていますか。
藤原  ボクシング技術は日々進化してますよね。ディフェンスの技術は特にそうですね。ポジョンの取り方と打ち方をチェックしてますね。見た技術を見よう見まねで、先ずは自分がマスやシャドーで試してみて、使えるかどうかを判断する。違和感がないか、力が入らなかったりしないかなど、良いと思った打ち方でも実際にやってみないと気づかない場合もあるのでね。逆にそんな打ち方をする選手と対戦する場合の対策にもなるので、見たままで放っておくことはないです。
一番嬉しいのは選手が勝った時。
■今、一番力を入れていることはなんですか。
藤原  2018年の3月3日が、移籍して一から指導してきた選手のタイトルマッチなので、大阪時代を超える選手を作りたいし、作れると思っているので、獲らせる準備をしていくだけです。

■トレーナーにとって一番嬉しいときはどんな時ですか。
藤原  選手が勝ったとき!(即答)
選手からの信頼も厚い
※藤原トレーナーについて選手の感想も聞いてみた。

■竹迫司登(ワールドスポーツ)
「選手のレベルにあわせて指導法が違います。選手それぞれでミットの持ち方も違うし、教える技術も違う。これをやれという練習メニューをやっていて、できたなと思った頃には、同じパンチでも違うことをやれと言われます。試すとこっちの方がいいなと気づき、なぜ先に教えてくれなかったのかを聞くと、そのときはできないと思ったから基礎を作っていたと言われました。藤原トレーナーがどこまで先をみているのかを知りたくなってまた練習をする。それがわかるのが楽しいです。

■金澤宣明(ワールドスポーツ)
「プロになるか迷っていたときに初めてジムに練習にきて、藤原トレーナーに指導してもらったとき、いままで自分が思ってやってきていたことと真逆のことを言われたことが新鮮で教え方もわかりやすくて、もう一度ボクシングの楽しさを教えてもらえました。
高校、大学と指導者はいましたが、自分でも考えながら練習をしてきて、このままボクシングを続けるには自分にはない技術を教えてくれるトレーナーにつきたいと思っていましたし、そんなトレーナーがいなかったらやめようと思ってました。藤原トレーナーに出会って自分にない技術を教えてもらえるので、もう一度ボクシングをやってみようと思えたし、ボクシングがまた楽しくなってきました」

■今井健裕(ワールドスポーツ)
「ボクシングをはじめたときから教えてもらっているので、全部を藤原トレーナーに任せています。藤原トレーナーが言うことを信じて練習しています」
藤原俊志トレーナー
■藤原俊志プロフィール
※2006年度、第17回エディタウンゼント賞を受賞。

・第16代・第18代WBA世界Sフライ級チャンピオン 名城信男(六島)
・第64代日本バンタム級チャンピオン 安田幹男(六島)
・第22代日本ミニマム級チャンピオン 金光佑治(六島)
・OPBF東洋太平洋Sウェルター級1位日本ミドル級2位 竹迫司登(ワールドスポーツ)
他、世界ランカー、東洋ランカー日本ランカー多数育成。

■選手としてのキャリア
・アトランタ五輪強化指定選手
・南京都高校ボクシング部副将
・日本大学ボクシング部副将 
・アマ成績: 83戦68勝(57KO・RSC)15敗
・第66回全日本選手権ライト級準優勝

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