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[年末特集]2017.12.30

2017年のボクシングを回顧・前編

 WBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ/米)やヘビー級のWBA(世界ボクシング協会)スーパー、IBF(国際ボクシング連盟)王者アンソニー・ジョシュア(28=英)、スーパーライト級の前4団体王者テレンス・クロフォード(30=米)らの活躍に加え、ゲンナディ・ゴロフキン(35=カザフスタン/米)対サウル・カネロ・アルバレス(27=メキシコ)の注目ファイトが実現し、さらに世界戦史上最短KOなどの記録が生まれた2017年。そんな実り多い年も残りわずかとなった。この機会に1年を振り返ってみよう。

ワシル・ロマチェンコ(左)

 今年、最も顕著な活躍をしたトップボクサーがロマチェンコであることは多くの識者やファンが認めるところであろう。二つの金メダルを引っ下げて13年10月にプロデビューした天才サウスポーは、今年4月に前WBA王者のジェイソン・ソーサ(米)を9回終了TKOで下すと、8月にはタフなミゲール・マリアガ(コロンビア)からダウンを奪い、戦意を失わせて7回終了TKOで一蹴。極めつけは12月9日のギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)だ。ロマチェンコは同じく2度の五輪覇者であるWBAスーパーバンタム級スーパー王者を手玉にとり、これまた6回終了で棄権に追い込んだ。試合そのものは必ずしもエキサイティングなものとはいえなかったが、展開予想を含めて試合前から十分に楽しめたカードだった。これでロマチェンコは11戦10勝(8KO)1敗に戦績を伸ばし、5戦目から7連続KO(TKO)と勢いを増している。

アンソニー・ジョシュア(右)

 ロマチェンコに勝るとも劣らない活躍をしたのがヘビー級のジョシュアとクロフォードだ。ジョシュアは4月に9万人の大観衆の前で元王者のウラジミール・クリチコ(ウクライナ)とダウン応酬の激闘を展開。窮地を脱したあと11回TKOで大先輩に引導を渡した。この試合は複数のメディアから「年間最高試合」の評価を受けている。ジョシュアは10月にはカルロス・タカム(カメルーン/仏)を危なげなく勝って総合的な戦力がアップしたことをアピールした。

テレンス・クロフォード

 クロフォードは5月に元五輪金メダリストのフェリックス・ディアス(ドミニカ共和国)に圧勝し、8月にはWBA王座とIBF王座を持つジュリアス・インドンゴ(ナミビア)をボディブローで沈め、主要4団体の王座をひとまとめにした。自力で4つのベルトをすべて収集したのはバーナード・ホプキンス(米)に続いて2人目のことだ。このあとクロフォードは王座を返上、ウェルター級に転向した。

ミゲール・マイキー・ガルシア
 この3人に迫るのがWBC(世界ボクシング評議会)ライト級王者のミゲール・マイキー・ガルシア(米)、「パウンド・フォー・パウンド現役最強」の評価もあったローマン・ゴンサレス(ニカラグア)に2勝したWBCスーパーフライ級王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)、自国を離れて年間3KO(TKO)防衛を記録したIBFスーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハス(比)、鮮やかな連続KO防衛を果たしたWBCスーパーウェルター級王者ジャメール・チャーロ(米)といった王者たちだ。特にガルシアは2018年も果敢な挑戦が予定されており、要注目選手といえる。ヘビー級のWBC王者デオンタイ・ワイルダー(米)も連続KO防衛を6に伸ばし、存在感を示した。
エロール・スペンス
 王座獲得という目に見えるかたちでトップ戦線に参入してきた選手としてはIBFウェルター級王者のエロール・スペンス(米)を筆頭に、21歳のWBCスーパーミドル級王者デビッド・ベナビデス(米)、バンタム級のWBA、IBF統一王者ライアン・バーネット(英)、WBAライトヘビー級王者ドミトリー・ビボル(キルギス/露)、ミゲール・コット(プエルトリコ)を食ったWBOスーパーウェルター級王者サダム・アリ(米)、クロフォードの返上したIBFスーパーライト級王座を獲得したセルゲイ・リピネッツ(カザフスタン/露/米)、さらに年末になってIBFライトヘビー級王座についたアルツール・ベテルビエフ(露/カナダ)らがいる。

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