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[試合結果]2017.12.17

WBO世界ミドル級タイトル戦

 WBO(世界ボクシング機構)ミドル級タイトルマッチ、王者ビリー・ジョー・サンダース(28=英)対同級2位の元IBF(国際ボクシング連盟)王者デビッド・レミュー(28=カナダ)の12回戦は16日(日本時間17日)、カナダのケベック州ラヴァルで行われた。村田諒太(31=帝拳)がWBA(世界ボクシング協会)王座について注目度がアップしたミドル級トップ戦線。サンダースのスピートとスキルが冴えたのか、それともレミューの強打が炸裂したのか。

敵地で防衛に成功したサンダース

〇ビリー・ジョー・サンダース(英)
 12回判定(3対0)
×デビッド・レミュー(カナダ)

 10対9の僅差でオッズ上は有利とみられていたサウスポーのサンダースは、予想どおり初回から右ジャブを突いては立ち位置を変えるパターンで主導権を支配。左強打に定評のあるレミューは距離を潰すために圧力をかけて出るが、打とうとする瞬間に右を差し込まれ、なかなか攻撃に移れない。サンダースもポイントは奪うもののダメージを与えるようなパンチはヒットできず、レミューのファンで埋まった会場は徐々にストレスを溜め込んでいった。大きなヤマは7回に訪れた。サンダースの左ストレートでレミューが後退し、さらに王者が追撃。あわやダウンかというシーンだったが、サンダースは深追いしなかった。その後も展開に大きな変化はなく、最後までサンダースがレミューをコントロールして試合は終了した。採点は120対108、117対111、118対110と大差がついた。3度目の防衛を果たしたサンダースは26戦全勝(12KO)、レミューは42戦38勝(33KO)4敗。

 前座ではWBC(世界ボクシング評議会)、WBOミドル級8位のアントワン・ダグラス(米)対WBC同級33位ゲイリー・オサリバン(英/アイルランド)のWBOインターコンチネンタル・ミドル級王座決定戦が行われ、オサリバンが7回TKO勝ちを収めた。序盤は押され気味だったオサリバンだが、4回あたりから主導権を握り、7回に左右の連打を浴びせてダウンを奪った。ダグラスは立ち上がったもののダメージが深く、レフェリーが続行を許さなかった。殊勲のオサリバンは29戦27勝(19KO)2敗。久しぶりに世界トップ10に戻ってきそうだ。ダグラスは25戦22勝(16KO)2敗1分。
 この日はセミの前にIBFスーパーライト級11位、WBC13位のクレトゥス・セルディン(米)対WBC同級38位のイブ・ユリスJr(カナダ)のスーパーライト級10回戦が行われ、ユリスがジャッジ三者とも99対88の大差をつける判定勝ちを収めた。1回、2回、3回に各一度ずつダウンを奪ったユリスは、最後までスピードを生かしてセルディンに付け入る隙を与えずに圧勝した。ユリスは16戦15勝(9KO)1敗、セルディンは23戦21勝(17KO)1敗1無効試合。


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