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[イベント]2017.11.28

井上尚弥「米国進出、長男誕生の1年」

 年末もスターは繁忙期?WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(24=大橋)は、28日、東京・品川のソニーシティ大崎で行われた「nuroモバイル×Xperia」のプレミアム回線開通式に、タレントの片岡鶴太郎氏(写真左から2番目)や若槻千夏氏(右から2番目)らと共にゲスト登場。スマートフォンの利便性が高まることが、ボクシング技術の向上に役立つという持論や、この季節では恒例である「今年を漢字一文字で振り返ると?」の質問にも囲み会見で答えた。
スーツも似合う怪物・井上
「結構バタバタもしていましたかね」
 今年1年をそう振り返った井上。しかし12月30日には横浜文化体育館で、同級7位のヨワン・ボワイヨ(フランス)との7度目の防衛戦が、「もうひと仕事」として決まっている。
 ただ、このイベントは戦闘モード自体は伺えぬリラックスムード。大人びたスーツ姿で壇上に現れ、ほか二人のゲストのジョークに笑顔も多く見せていた。
"鶴ちゃん"のモノマネミット中
 回線開通記念のテープカットに参加したあと、井上は、発表されたサービスのクオリティを実感するために、片岡氏から若槻氏に行ったヨーガ伝授を撮影。加えて、具志堅用高会長のモノマネをしながら「比嘉大吾(白井具志堅)と試合しろ!」とミットを持つ片岡氏に、力強いワンツーを打ち込んで、その動画を新サービスの売りのひとつ、スーパースローの形で早速、インスタグラムに投稿するなど、リング上とは異なる茶目っ気も披露した。
確認後、すぐにインスタグラムに投稿
「スマートフォンは、世界のトップ選手の技術をネット検索するためにも気軽で助かっている。そのクオリティが上がることは、練習のクオリティにも関わってくると思います」(井上)
“挑”こそが井上の魅力でもある
 閉会後に行われた囲み取材で井上は、 今年一年を漢字一文字で表すには「王者としてだけではなく、10月に子供も生まれたので、余計に“守”という意識を感じさせられた1年だった。ただ、初めてアメリカに試合をしに行ったり、気持ちの上では、今年も“挑”の気持ちでいたと思いいたい」とコメントした。次の試合への間隔は、前回からわずか2カ月弱だが、この試合のみならず、それ以降に期待させる2度目、3度目の米国遠征にも挑む姿勢を感じさせた。

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