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[海外ニュース]2017.11.23

ロマゴン 復帰戦は来春有力

 4階級制覇の実績を持つ前WBC(世界ボクシング評議会)スーパーフライ級王者ローマン・ゴンサレス(30=ニカラグア)の再起戦は、来年4月か5月になる見込みだ。これまでに何度かゴンサレスの試合の共同プロモーターを務めたK2プロモーションズのトム・ローフラー氏が一部メディアに明かしたもので、K2傘下の世界ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(35=カザフスタン/米)対サウル・カネロ・アルバレス(27=メキシコ)の再戦が計画されている来年5月5日の前座に組み込まれる可能性もある。

ロマゴンの再起戦は5月5日の可能性も

 ゴンサレスは昨年3月、シーサケット・ソールンビサイ(タイ)に僅差の判定負けでWBCスーパーフライ級王座を失い、9月の再戦では4回KO負けを喫した。その後、現役続行を表明しているが、再起戦は具体化していない。こうしたなか来年2月24日には同級のトップ選手を集めたイベント「スーパーフライ2」が米国で開催される。ローフラー氏によると、ここにゴンサレスが参加する予定はないという。ちなみに「スーパーフライ2」のメインカードはシーサケット対ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)のWBCタイトルマッチで、ほかにWBO(世界ボクシング機構)王者の井上尚弥(大橋)、WBA(世界ボクシング協会)王者カリド・ヤファイ(英)、IBF(国際ボクシング連盟)王者ジェルウィン・アンカハス(比)、さらに2代前のWBC王者カルロス・クアドラス(メキシコ)も参戦を希望しているという。アンカハスに対しては井上とヤファイが対戦オファーを出しており、どんな組み合わせになるか要注目だ。


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