38歳・斉藤幸伸丸が移籍

　日本ボクシングコミッションは31日にランキング委員会を開き、10月度の日本ランキングを作成。今月の時点で最強挑戦者決定戦を勝ち抜いた6階級の選手を指名挑戦者に位置づけたほか、スーパーウェルター級6位の斉藤幸伸丸(38)が31日付けで輪島功一スポーツジムからアベジムに移籍したことを発表した。なお、最新ランキングは明日1日に発表される。

　01年にデビュー、キャリア16年の斉藤は、今年4月のチャンピオンカーニバルで井上岳志(27=ワールドスポーツ)と空位の日本同級王座を懸けて争ったが、レフェリーストップによる7回TKOで敗退。7度目の王座挑戦に失敗した。悲願の王座獲得に向け、20歳で門を叩いた古巣を離れ、新たな環境での再生を図ることになった。