小村楓香 女子高生チャンピオンになる

　日本女子ミニフライ級2位の小村楓香(グリーンツダ)が30日、大阪市内のジムで次戦出場する日本女子ミニフライ級王座決定6回戦に向けて意気込み会見を行った。11月20日(月)、後楽園ホールで開催される「ザ・カンムリワシファイト.55& DANGAN201」のセミファイナルで同級1位の矢吹純(協栄)と初代女王の座を争う小村は「必ず獲ります」と、短い言葉に力を込めた。

　本石昌也会長は「ちょうど2年前に小村がこのジムに来た時に、女子高生でベルトを巻こうと決めてようやくそのチャンスが来ました。小村も3年生ですし、これが本当にラストチャンスとなると思うので、しっかりと練習して、獲りにいきたいと思っています。自信もあります」と、決意を語った。

　小村は「まず、こんな早くこんなタイトルができることをうれしく思います。自分が留年してボクシングを始めて、そこからずっと苦しいこともうれしいこともいろいろ乗り越えて、女子高生しながらボクシングしてきた意味がこの試合に全て詰まっていると思います。必ずジムにベルトを持って帰って、それを持って卒業式も成人式も出ます」と、意気込みを語った。