ウォーリントンvsセイラン

　IBF(国際ボクシング連盟)フェザー級5位ジョシュ・ウォーリントン(26=英)対6位デニス・セイラン(28=デンマーク)の12回戦は21日(日本時間22日)、英国リーズのファースト・ディレクト・アリーナで行われた。王者リー・セルビー(30=英)に対する指名挑戦者決定戦として挙行されたこの試合、勝って世界挑戦の切符を手に入れたのはウォーリントンなのか、それともセイランなのか。

　序盤こそ互角の展開だったが、7対1のオッズが示すように総合力で勝るウォーリントンが徐々に流れを引き寄せていった。10回、ウォーリントンは連打を浴びせてダウンを奪い、再開後にもコンビネーションをヒットしてダウンを追加。ここもセイランは立とうと努力したが、レフェリーが止めた。セルビーに対する指名挑戦権を手に入れたウォーリントンは26戦全勝(6KO)。最初の15戦はすべて判定勝ちだったウォーリントンだが、今回を含め以後の11戦では6KOを収めている。セイランは21戦18勝(8KO)1敗2分。