コラレスが体重超過で失格

　WBA(世界ボクシング協会)スーパーフェザー級スーパー王者ジェスレル・コラレス(26=パナマ)は21日(日本時間22日)、米国ニューヨーク州ベローナで同級4位のアルベルト・マチャド(27=プエルトリコ)を相手に3度目の防衛戦を予定していたが、20日に行われた前日計量で失格、スーパー王座を剥奪された。試合は挙行される見通しで、マチャドが勝った場合は新王者となる。

　最初の計量でコラレスはスーパーフェザー級リミットを4ポンド(約1.8キロ)も超過する134ポンド(約60.7キロ)を計測。2時間の猶予が与えられたが、2度目の計測でも133.2ポンド(約60.4キロ)だった。この時点でコラレスは昨年4月に内山高志(ワタナベ)から奪ったスーパー王座を剥奪された。マチャドは130ポンド(約58.9キロ)だった。19対6のオッズで有利が伝えられるコラレスは24戦22勝(8KO)1敗1無効試合、マチャドは18戦全勝(15KO)。
　ダブルメインとしてミドル級10回戦に出場するWBAスーパーウェルター級王者デメトリアス・アンドレイド(米)は159.5ポンド(約72.3キロ)、相手のアランテス・フォックス(米)は160ポンド(約72.5キロ)だった。サウスポーのアンドレイドは24戦全勝(16KO)。ミドル級でIBF(国際ボクシング連盟)10位、WBO(世界ボクシング機構)8位にランクされるフォックスは24戦23勝(11KO)1分。