佐々木真吾氏がジムをオープン

　2001年に公務員ボクサーとして活躍した元日本スーパーフライ級王者の佐々木真吾氏が、このほど千葉県鋸南市にコウセイボクシング&フィットネスジムをオープンした。ジムは今月2日からスタートしている。営業時間は月曜日〜土曜日の午後6時から10時まで(日曜日、祝日は休館日)毎週水曜日はレディースデーとなっている。

住所は〒299-2118 千葉県安房郡鋸南町竜島968-2
問い合わせはTEL.0470-50-1215

　現役時代、地方公務員との二足のわらじを履き日本王者まで上り詰めた佐々木氏は、初防衛戦で敗れはしたものの、後にWBC世界スーパーフライ級王者となる川嶋勝重氏との壮絶な打撃戦は今でも語り草となっている。スタッフはプロ選手として活動した小見門勇氏。佐々木氏が所属していた木更津グリーンベイジムの後輩にあたる。

　佐々木氏は公務員の副業にならないように勤務時間外、無報酬で働きジムを盛り上げる。ジム名は、祖父が起業し父が機関士を務めたサバ・サンマ船「幸清丸」からもらった。現役を退いた後、いつかジムを開く時にボクシングをはじめるきっかけを作ってくれた父への尊敬の念を込めて付けたいと思っていたという。

　27坪の広さのジムにはウイニング公式リング、サンドバッグ3基、トレーニングマシン2台、ワンダコア2台、TRXサスペンションキッド1台、男女別更衣室(シャワー・ウォシュレットトイレ)、3〜4人用遠赤外線リラクゼーションサウナが完備。
　ジムオープンに際し佐々木氏は「ボクシングをとおしてオーナーの妻と小見門トレーナーとともに美しい身体を創る場所、人と人とをつなぐ場所、笑顔の溢れる場所を作りたいと思います。そして看板にも書かせていただきましたが"自分を好きになる"ことを目標にしていきたいと思います。また、プロボクサー志望の練習生には徹底的に基礎を身体に覚えさせ、自分の学んで来たすべてを全力で教えて次のステージへつなげてもらいたいと思います」とのコメントが寄せられた。佐々木氏のような熱血ファイターの誕生に期待したい。