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[ニュース]2017.9.1

さらばヨネクラジム

 5人の世界王者をはじめ、数多くのチャンピオン、名選手を輩出した名門ヨネクラジムが31日をもって54年間の歴史に幕を閉じた。最後の日となったこの日、日本初代ユースフェザー級王者の溜田剛士をはじめ、かつてリングを沸かせたジムのOBも駆け付け、思い出が詰まったジムでたっぷりと汗を流した。
一斉に練習を始めるのがヨネクラ式
 多くの関係者、報道陣が見守る中、定刻通り18:30から一斉に練習がスタート。いつもと変わらず激しい練習が行われた。
トレーナーの声がジム内に響いた
 1964年の創立からずっと変わらない練習時間は15ラウンド、45分間。この短い時間の中、集中して練習に取り組んでいた。
賞状や盾は本人に返却された
 15ラウンドのゴングが鳴り、練習は終了したのだが名残惜しいのか練習を続ける者もいた。
現役選手とOBの田中亮次氏(左)
 最後の練習のために地元の福島県郡山から高速バスでやってきた引地昭裕(28)は「会長とのミット打ちが思いで深いです。町田主計先生に自分のボクシングをしたら良いからと声をかけてもらったのを今でも覚えています。勝てなくて会長や奥さんを笑顔にすることができなく悔しいが郡山でボクシングを続けて勝って喜んでもらいたい」。地元の郡山ジムで4勝目を目指す。
 スーパーバンタム級の宇津見義広(33、左から2番目)はワタナベジムに移籍する。「2009年の新人王準決勝で不甲斐ない負け方をして会長に怒られたのを覚えています(苦笑)。引っ込み思案な性格の自分が明るくなったのもヨネクラジムの先輩に可愛がってもらったから。まずは日本ランカー入りを目指したい」。
 フェザー級のB級選手の中川公弘(26、右から2番目)はワタナベジムに移籍。「最後のラウンドにサンドバッグを打っている時は涙が出そうになった。数えきれない思い出がある。ヨネクラジムは自分にとって生活の一部。練習環境が変わるがもっと厳しく追い込んでいきたい」。
 今年の3月にプロライセンスを取得し、デビュー戦を待つ中根征司(25、中央)は「総合格闘技を経験していたのですが、昨年6月に入門しました。ここは僕の人生を変えてくれた場所。なくなるのは寂しいですが、ヨネクラジムの名に恥じないよう町田先生に付いていき頑張りたい」。中根もワタナベジムに移籍する。
 三迫ジムに移籍し3年ぶりの復帰を目指す元日本ランカーの出田裕一(32、右)は「強い先輩とスパーリングしてやられたのが良い思い出です。そのおかげで強くなれた。茨城県からボクシングをするために上京してきたのにこれではダメだと思い復帰を決めた。やるからにはもっと真剣に取り組んでボクシングをしてきた証(ベルト)が欲しい」 。
ヨネクラ選手たちの活躍に期待
 54年の歴史に幕は閉じるが、戦士たちはヨネクラ魂を背負って戦い続ける。
   

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