熊本で高まる緊張感!いよいよ世界戦

　WBO世界ミニマム級タイトルマッチで拳を交えるチャンピオンの福原辰弥(本田F)と挑戦者の山中竜也(真正)が25日、決戦の地、芦北町民総合センターに場所を移して調印式を行なった。また、会場には人気アイドルグループの少女隊と熊本を代表するゆるキャラ「くまモン」も応援に駆けつけ会場を盛り上げた。
 

　調印式を無事に終えた福原は「(挑戦者は)技術があって上手い選手、相手のペースで試合を進めさせないようにしたいと思う。最初から自分のペースで試合をしたい。前回は応援が本当に力になった今回も力に変えたいと思う」と、2度目となる地元熊本での世界戦に強い決意を覗かせた。最後に「良い内容で絶対に勝ちたい」と、王者らしく落ち着いた口調で語った。

　続いて、挑戦者の山中は「熊本で必ずチャンピオンになって神戸に帰りたい」と決意をアピールすると、「(王者は)気持ちが強く、強いチャンピオンだと思う。昨日会って男前だと思ったが、試合は僕が勝ちます。距離が大切、自分の距離でボクシングしたい」と、自信をみせた。