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[海外ニュース]2017.8.23

元王者パヤノの再起第2戦

 元WBA(世界ボクシング協会)バンタム級スーパー王者で現在はWBA同級2位、WBC(世界ボクシング評議会)7位、WBO(世界ボクシング機構)4位にランクされるファン・カルロス・パヤノ(33=ドミニカ共和国/米)は22日(日本時間23日)、米国ネバダ州ラスベガスのサムズ・タウン・ホテルでアレクシス・サンティアゴ(26=米)とスーパーバンタム級10回戦を行った。

 サウスポーのパヤノは昨年6月、ラウシー・ウォーレン(米)に敗れて王座を失い、今年1月に7回TKO勝ちで再起を果たしている。今回はダウンを奪うことはできなかったが、ほぼ危なげなく相手をコントロールし、99対91(二者)、100対90の大差で勝利をものにした。20戦19勝(9KO)1敗。サンティアゴは27戦21勝(8KO)5敗1分。
 前座には兵庫県出身で7年前にメキシコでプロデビューした坂井祥紀が出場、世界挑戦経験もあるアシュリー・セオフェイン(米)とのウェルター級8回戦で判定勝ちを収めた。80対72、79対73、78対74の大差でジャッジ三者から支持された坂井は31戦23勝(13KO)7敗1分。メキシコをベースにしている坂井にとっては、これが米国では4試合目だった。昨年4月、体重オーバーのエイドリン・ブローナー(米)とWBAスーパーライト級タイトルマッチを行い、9回TKO負けを喫しているセオフェインは49戦40勝(11KO)8敗1分。これが再起第2戦だった。


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