田中恒成が2度目の防衛戦でド肝を抜く!

　WBO世界ライトフライ級チャンピオンの田中恒成(畑中)が20日、名古屋市内のCBC放送特設会場で2度目の防衛戦を発表した。試合は9月13日(水)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で同級14位のパランポン・CPフレッシュマート(タイ)と拳を交えることが発表された。この日は、IBF世界スーパーバンタム級チャンピオンの小國以載(角海老宝石)が指名挑戦者で同級3位の岩佐亮佑(セレス)迎えて初防衛戦も予定されている。
※試合は当日ゴールデンタイムでTBS系列全国放送予定。

　畑中清詞会長は「世界戦では初めて名古屋以外の場所でやるので、大阪の人にも「恒成スゴイだろ」というところを見せたいですね」と、目を輝かせた。「高校生のころから見ていますけど、頭の良い子なので、試合が終わるたびに課題を見つけて、クリアして、やっていきているので、次の試合も、スピードとキレでKOができると思います、期待してください」と、自信をみせた。

　大阪初見参となる田中は「大阪での試合は初めてなので、楽しみにしています」と、挨拶した。「タイ人との試合は初めてですが、体幹が強いイメージです。だからというわけではないですが、体幹も今強化しています。大阪のみなさんの度肝を抜きます」と、意気込んだ。かねてより田中が熱望しているWBA同級王者の田口良一(ワタナベ)との対戦については「この試合を弾みに、年末にでもやりたいですね、そのためにも、次の試合が大事になると思います。前回KO宣言して勝てなかったので今度こそKOします」と、KO宣言し、統一戦に夢をつなぐ。