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総額5000万ドル(約56億円)という大規模なスケールの賞金トーナメント、「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」の開幕試合となるカルム・スミス(27=英)対エリック・スコッグランド(26=スウェーデン)のスーパーミドル級準々決勝が、9月16日に英国リバプールのエコー・アリーナで行われることになった。オッズでは16対1でスミスが圧倒的有利と出ている。
もともとスミスは9月9日にアンソニー・ディレル(米)とWBC(世界ボクシング評議会)王座決定戦を行う予定だったが、それを蹴ってWBSSに参戦した。WBA(世界ボクシング協会)スーパー王者のジョージ・グローブス(英)もエントリーしており、勝ち進めば高額の賞金ととともに王座が手に入ることになる。22戦全勝(17KO)。スコッグランドは26戦全勝(12KO)。ほかのカードは開催地や日程が発表されていない。
なお、9月16日は同じ英国ロンドンでビリー・ジョー・サンダース(英)対ウィリー・モンロー(米)のWBO(世界ボクシング機構)ミドル級タイトルマッチが組まれており、米国ネバダ州ラスベガスではゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)対サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)の3団体統一世界ミドル級タイトルマッチが行われることになっている。
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