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[試合後談話]2017.6.25

栄拓海 2度目の王座挑戦に向け

 日本ミニマム級11位の栄拓海(23=折尾)が25日、福岡・九州共立大学で開催された「OrioBoxingFight Vol.10」のメインで、ソンポン・ポーパランポンジム(タイ)とミニマム級8回戦を行った。栄は3回に不用意なパンチで倒れたものの、粘り強い相手から2度のダウンを奪うなど終始圧倒し、4回TKO勝ちを収めた。
不用意なパンチをもらってしまったと反省
 昨年3月に現WBO王者の福原辰弥(本田フィットネス)が保持していた日本王座に挑み判定で敗れた栄は、再起後2勝1敗1分といまひとつ調子が上がらなかったが、今日の勝利で2連続KO。試合後は、「連打の合間に不用意なパンチをもらってしまった。独特なリズムでのパンチをもらわないようにしていかないと」と反省したが、「最初のダウンを取った左フックの感覚はしっかりあった。左ボディも感触は良かったので最後はしっかり詰めて行けた」と確かな手応えも掴んだようだ。2度目のタイトル挑戦に向け、栄は「これからはチャンピオンになりたいと口で言うだけではダメなので、次の試合も確実に勝つために毎日の練習を積んでいきたい」と一歩ずつの前進を約束した。
2度目のタイトル挑戦を目指し前へ進むだけ

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