8/5 ロマチェンコvsサリド?

　WBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ/米)と、そのロマチェンコに3年前に勝っている元2階級制覇王者オルランド・サリド(36=メキシコ)が8月5日、米国カリフォルニア州ロサンゼルスのステープルズ・センターで再戦する可能性が出てきた。すでに両陣営が合意して様子で、あとは最終的な詰めを待つばかりと伝えられる。

　これはロサンゼルス・タイムズのランス・パグマイヤー記者がツイートしたもので、ロマチェンコのプロモート権を持つトップランク社が交渉をまとめつつあるという。両者は14年3月に拳を交え、そのときは計量失格のためWBOフェザー級王座を失ったサリドが、プロ2戦目で戴冠を狙ったロマチェンコを小差の判定で下している。その後、サリドはWBOスーパーフェザー級王座についたあと陥落。ロマチェンコはフェザー級とスーパーフェザー級の2階級制覇を成し遂げている。交渉がまとまれば今度はロマチェンコの持つ王座がかけられることになりそうだ。