また王者がトーナメント参戦

　クルーザー級とスーパーミドル級のトップ選手たちが激突する、総額5000万ドル(約55億5000万円)の賞金トーナメント、「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」に、WBA(世界ボクシング協会)クルーザー級王者ジュニエル・ドルティコス(31=キューバ/米)が参戦することになった。これでクルーザー級には世界王者3人がエントリーすることになった。

　すでにクルーザー級ではWBC(世界ボクシング評議会)王者マイリス・ブリエディス(ラトビア)とIBF(国際ボクシング連盟)王者ムラト・ガシエフ(露)が参戦を決めており、ドルティコスを含めて3団体の世界王者がエントリーしたことになる。21戦全勝(20KO)のドルティコスは19日に暫定王者から正王者に昇格したばかりで、7月10日に行われるWBAスーパー王者デニス・レベデフ(露)対マーク・フラナガン(豪)の勝者との対戦を義務づけられている。