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WBA(世界ボクシング協会)は19日、同団体のクルーザー級王者ベイブト・シュメノフ(33=カザフスタン/米)の王座を事実上剥奪した。これにともない暫定王者だったジュニエル・ドルティコス(31=キューバ/米)を正王者に格上げした。ドルティコスは7月10日にロシアで行われるスーパー王者デニス・レベデフ(37=露)対マーク・フラナガン(27=豪)の勝者との対戦を課されている。
ベイブト・シュメノフ
シュメノフは15年7月に暫定王座を獲得し、16年5月には正王者になった。しかし、眼疾のため試合予定が立てられず、ドルティコスとの団体内統一戦を先送りにしてきた。今回の王座移動はこうした流れのなかで決定されたわけだ。待たせたシュメノフも待ったドルティコスも1年以上、試合をしていない状態が続いている。なお、WBAはこの階級でレベデフをスーパー王者として認定している。