激戦必至!バンタム級ランカー対決

　注目のバンタム級ランカー対決、日本10位の勅使河原弘晶(27=輪島功一スポーツ)と日本13位の栗原慶太(24=一力)の前日計量が都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、ともに53.5�sのリミットでクリアした。試合は明日19日、後楽園ホール開催の「A-sign.Bee4」の第6試合にセット。熱戦の模様はasign-boxing.comで動画配信される。

　B級昇格後、5連続KO勝利中と勢いに乗る栗原は、前回の試合が評価されランク入りをはたした新鋭。抜群のコンビネーションから繰り出される右は破壊力抜群だ。「リスペクトする勅使河原さんに勝ってはじめてタイトル挑戦を口にできる」と、自らがオファーしたという勅使河原をキャリア最強の相手と評価し、その上で「ディフェンスで上回ります。落ち着いて合わせらればKOもある」と自信を示した。

　一方、死闘を繰り広げた昨年10月の赤穂亮(横浜光)戦で名を上げた勅使河原は、格下からのオファーを「売られた喧嘩」と捉え、「判定勝ちなら負けと同じ。彼のKO記録は続くと思いますよ。もちろん負けのね。最高のパフォーマンスでぶっ倒します」と闘志満々。ランカー対決を制し、タイトル戦線に殴り込みをかけるつもりだ。