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[発表会見]2017.6.14

京口紘人 8戦目で世界挑戦!

 アマチュアで通算52勝を上げ、昨年4月にプロ転向後、6戦全KOでOPBF東洋太平洋ミニマム級王座を獲得。4月にはKOこそ逃したが初防衛に成功した最軽量級屈指のハードパンチャー、京口紘人(23=ワタナベ)の世界初挑戦が決定した。14日に都内で会見が開かれ、IBF(国際ボクシング連盟)ミニマム級王者のホセ・アルグメド(28=メキシコ)に挑むと発表された。試合の模様は当日、テレビ東京系列で夜7時54分から全国生中継される。
イベントは田口とのダブル世界戦
 アルグメドは15年12月に前王者の高山勝成(仲里)を9回負傷判定で破り王座を獲得。戦績24戦20勝(12KO)3敗1分、今回が4度目の防衛戦となる好戦的なファイターだ。アルグメドについて京口は、「キャリアに差はあるが、チャンピオンはディフェンスに穴がある。噛み合うはずだし倒せない相手ではない」と自信を示し、プロ8戦目でのチャンスに感謝するとともに世界王座の一発奪取を誓った。
京口は8戦目での世界戦に感謝
 このイベントは、京口の同門で現在WBA世界ライトフライ級王座を5度防衛中の田口良一(30)のV6戦と合わせ、ダブル世界戦として行われ、アンダーカードには前WBA世界スーパーフライ級王者の河野公平(36)の再起戦、日本スーパーフライ級王者の船井龍一(31)の初防衛戦がセットされた。
子供も生まれ気合が入ると河野
 会見には昨年8月に王座を失った河野も出席。今秋には河野が対戦を熱望していた香港のスター、レックス・ツォー(29)戦が内定し、対戦相手は未定ながらその前哨戦として再起のリングに上がる。先日5日に第一子となる長女が誕生したことを明かした河野は、「子供が生まれ、さらに頑張る気持ちになった。レックス戦の前にまずは再起戦をしっかりとKOで勝つ」と意気込んだ。

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