元王者サビージョの再起戦

　昨年5月に加納陸(19=大成)、11月に山中竜也(22=真正)に12回判定で連敗していた元WBO(世界ボクシング機構)ミニマム級王者メルリト・サビーリョ(33=比)が27日、フィリピンのネグロス島バコロドシティでジャック・アミサ(30=インドネシア)を相手に再起戦に臨んだ。1年半前に6回判定で下しているアミサを相手にサビーリョは再起戦を白星で飾ることができたのか。

　試合はアジア・ボクシング連盟(ABF)のライトフライ級王座決定戦として行われ、サビーリョが3回KO勝ちを収めた。連敗を2で止めたサウスポーのサビーリョは31戦26勝(11KO)4敗1分。6連敗のアミサは66戦21勝(14KO)43敗2分。これで最近の27戦は1勝26敗となった。