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[試合後談話]2017.5.7

GW最終日の大阪はWBCユース戦

 大阪市内のメルパルク大阪で7日、アポロジム主催の「APOLLO KO LIVE」が開催された。メインイベントではWBC世界ユースフェザー級チャンピオンの上原拓哉(アポロ)が、ノーンディア・ソーバンカル(タイ)を迎えて初防衛戦に臨んだ。GW最終日のメルパルク大阪は大声援に包まれた。
初防衛に成功した上原
 試合は、初防衛を迎えた上原が磨き上げた右ボディで挑戦者を圧倒してみせた。序盤、ノーンディアは渾身の右を振るう。対して、冷静にノーンディアのパンチに反応した上原が右ボディを起点に組み立てた。4ラウンド終了時点での途中採点はフルマークで3者とも上原を支持した。すると6ラウンド、ノーンディアをロープに詰めた上原が左右のボディからフックを決めノーンディアがダウン。立ち上がったノーンディアにラッシュを仕掛けた上原がレフェリーストップを呼び込んだ。上原が完勝で初防衛に成功した。
比嘉大吾に繋げられた
 試合後、上原は今日は朝起きた時からテンションが高かったと話し「早く試合がしたいって思ったのはプロになって2回目ですけど、ヤバいくらいに気持ちが上がっていました」と興奮気味に話した。「今日は練習してきたボディが打てたので良かったですけど、ラッシュをかけるときに、1発1発あてに行き過ぎたと思います。そこが反省ですね。また、練習頑張ります」と笑顔で語った。沖縄出身の上原は同郷で友人の世界戦を控える比嘉大吾(白井・具志堅)に「繋げられて良かったです。まあ、ダイゴは獲りますけどね」と、自信満々のエールを送った。
右:度紀嘉男会長
 アポロジム度紀嘉男会長は「もっともっとキレのあるボディを打たないとダメですね。相手は効いていたからね」と愛弟子に注文をつけたが「まあ、勝てたから良いですわ。次はこのベルトを守ることになると思いますけど、また、じっくり考えます」と、次戦に頭を悩ませた。
ノーンディア・ソーバンカル(タイ)
 一方、悔しい敗戦となったノーンディアは「ウエハラのパンチが効いていたわけではない。パンチも普通だった。まあ、今日は私の日ではなかった。仕方ない」と、悔しさをにじませた。
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