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[試合結果]2017.5.7

アルバレスvsチャベス・ジュニア

 メキシコのスター選手同士による164.5ポンド(約74.6キロ)契約ノンタイトル12回戦、WBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級王者サウル・カネロ・アルバレス(26)対元WBC(世界ボクシング評議会)ミドル級王者フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(31の164.5ポンド(約74.6キロ)は6日(日本時間7日)、米国ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われた。リングサイドでWBA(世界ボクシング協会)、WBC、IBF(国際ボクシング連盟)ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(35=カザフスタン/米)が観戦するなか、どんな戦いが展開されたのか。

〇サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)
 12回判定(3対0)
×フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ) 

前日計量こそ164ポンド(約74.3キロ)で同じだったが、身長では185センチのチャベスがアルバレスを10センチ上回っている。初回、その身長差を気にせずアルバレスが距離を詰めて左ジャブから左右フックを強振。チャベスは左ジャブを突いて距離を保とうとする。2回、アルバレスは左ボディブローや右アッパーを交えて攻撃。後手にまわった感のあるチャベスはガードを固め、慎重な構えを崩さない。後半勝負ということなのか。アルバレスがじわじわと前に出て圧力をかけ、チャベスが迎撃する展開が続くなか、3回にはチャベスが鼻血を流し始めた。4回、アルバレスが攻勢を強めたが、チャベスもワンツーで押し返した。5回、アルバレスは右ストレートで相手の顔面を弾いたが、チャベスは堪えた。守勢が続くチャベスは折々で反撃はするものの体格の利を生かせず、流れを変えることができない。チャベスは6回になると自ら頭をつけて接近戦を仕掛けたが、目立った効果はみられなかった。

 アルバレスが大量リードして折り返した7回、ともに攻撃するシーンがあったが、いずれも固いガードにクリーンヒットを阻まれた。アルバレスは自ら攻め込むだけではなく、ときにはガードを固めて誘い込むなど余裕もみせる。それに乗じてチャベスが攻める場面もあるが、ほとんどのパンチはガードの上を叩くことになった。チャンスらしいチャンスもないまま、終盤に入るとチャベスは左目上の腫れも目立ち始める。10回、アルバレスが前に出るとチャベスが後退。焦れた観客からブーイングが出始めた。後半勝負かとみられたチャベスだが、終盤になっても勝負をかける様子がみられない。相手の圧力を受け、出られないということだったようだ。最終回も展開に変化はなく、アルバレスが前に出て攻め、チャベスが下がりながら守るというパターンに終始した。採点はジャッジ三者とも120対108のフルマークだった。

 リング上で先にインタビューを受けたチャベスは「もっと距離をとるべきだったが、そうさせてもらえなかった。アルバレスはパワーがすごかった。もっと攻めていれば逆にカウンターをとられたと思う」と自らに弁解するようなコメントを発した。55戦50勝(32KO)3敗1分1無効試合。続いてマイクを向けられたアルバレス(51戦49勝34KO1敗1分)は「動きたいように動き、やりたいようにやれた。私はどんな状況にも対応できるよ」と答え、「次は誰と戦うのか」と聞かれると、「ゴロフキン、どこにいるんだ?」と最強のライバルに呼びかけた。すでに演出が決まっていたのか、リングサイドで観戦していたゴロフキンは会場隅に移動しており、そこから改めて入場してリングに上がった。ここでインタビュアーが両者にマイクを向けた。「ふたりが戦うということ?」とアルバレスに振ると「はい、そうです」とアルバレス。ゴロフキンも「とてもエキサイトしている。9月、すごい試合になると思う」と答えた。さらにアルバレスが「私は誰も恐れない。私がベストだ。恐怖は生まれたときに忘れたんだ」と応じ、ゴロフキンも「きょうはいい試合だったが、この先は別だ」とライバルに釘を刺した。ゴロフキン対アルバレスは9月16日の開催で合意しているという。

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