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6日に後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」のメイン、スーパーフェザー級超の59.5s契約10回戦に出場する日本スーパーフェザー級1位の金子大樹(28=横浜光)と日本同級6位の東上剛司(36=ドリーム)の前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われた。
検診を受ける金子
100gアンダーの59.4sで秤を降りた金子は一息つき、取材に応じた。世界再挑戦を目指すうえで明日の位置づけを問われた金子は、「本当はこのステージじゃなく、もう一つ上の舞台で戦わなければいけない。この試合をクリアして日本、東洋、世界へと段階を踏んで進みたい。ベルトがないと今の僕の立ち位置は分からないでしょう」と答え、東上戦は内容が問われる試合だと認識した。32戦とキャリアが豊富な東上については「フィジカルがあってKO負けがない我慢強いボクサー」とし、「だからこそ倒してやろうと思う。圧倒的な内容、スカッとした勝ち方で次に繋げたい」とKOを予告した。
明日は集大成の戦いを見せる
一方、昨年10月の最強後楽園で敗れた東上は、昨年に続き日本王座挑戦者争いに食い込む絶好のチャンス。リミットで一発クリアすると、「金子選手は僕がランカーになった頃からのチャンピオン。昔からやりたいと思っていた。先のことは考えていない」と落ち着いた様子でコメント。6月で定年の37歳(ランカーは考慮される)を迎えることについては「気にしませんよ。気がつけば長いことやっていただけ。身体もよく動くし、まだ伸びていると感じる。多くの経験を得られプラスしかない」と笑い、「もうダメかというところで踏ん張るのが僕のボクシング。このチャンスを必ずものにしたい。明日は15年のボクシング人生をすべて懸ける」と意気込んだ。