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IBF(国際ボクシング連盟)ウェルター級タイトルマッチ、王者ケル・ブルック(30=英)対1位の指名挑戦者エロール・スペンス(27=米)の12回戦は5月27日、英国シェフィールドのブラモール・レーン・サッカー場で行われるが、この日はフェドル・チュディノフ(29=露) 対ジョージ・グローブス(29=英)のWBA(世界ボクシング協会)スーパーミドル級スーパー王座決定戦も行われることになった。
ケル・ブルック
もともとWBAのスーパーミドル級スーパー王座はチュディノフが持っていたが、昨年2月にフェリックス・シュトルム(独)に判定負けを喫して陥落。しかし、試合後にドーピング違反が発覚したシュトルムが王座を返上したため現在は空位になっている。返り咲きを狙うチュディノフは15戦14勝(10KO)1敗。4度目の世界挑戦となるグローブスは28戦25勝(18KO)3敗。ちなみにレギュラー王座にはタイロン・ツェーゲ(独)が君臨しており、WBAはツェーゲと3月に拳を交えて5回負傷判定負けを喫した3位のアイザック・エクポ(ナイジェリア)との再戦を義務づけている。この試合の勝者とスーパー王者が団体内統一戦を行うことになる。