太尊康輝チャンピオンらしく勝つ

　東洋太平洋ミドル級チャンピオンの太尊康輝(六島)が15日、前日計量を行うため日本ボクシングコミッション関西事務局に姿をみせた。明日、大阪市内の住吉区民センターで、同級11位のアン・サンジェ(韓国)を挑戦者に迎えて、初防衛戦のリングに上がる。

　最初にチャンピオンの太尊が秤に乗り72.5kgのリミットでパス。「とりあえず、武市(晃輔)トレーナーとやってきた練習を、出せるようにするだけですね。築き上げているボクシングの過程ですけど、きっちりとチャンピオンらしく勝つだけです」と、すっぽんスープを飲み干した。

　続いて計量を行なったアンは72.kgの500gアンダーでパスすると「チャンピオンは背が高くとても強いイメージです。私も、しっかりと練習して来ましたので、ベストを尽くします。応援よろしくお願いします」と元気な様子で計量会場を後にした。