日本ユース王座 注目はこの二人

　日本王座への新たな登竜門として5月から予選がスタートする初代日本ユース王座戦は今回のみトーナメント形式で行われ、フライ級からスーパーライト級までの8階級に21選手が出場。若手ながらすでにランカーとしての地位を築く者もいれば、予選を経てA級資格を得るプロキャリアの浅い選手も参戦するなど多彩な顔ぶれとなった。なかでもボクモバが注目するのは、10代で昨年の全日本新人王を制したフライ級の中谷潤人(19=MT)とスーパーライト級の吉開右京(19=島袋)。A級のキャリアはまだないが、ここまで10戦全勝8KOの中谷と5戦全勝4KOの吉開が実力者を相手に飛躍への道を掴むことができるのか注目したい。

　ほかにも日本ライトフライ級7位のユーリ阿久井政悟(21=倉敷守安)、日本スーパーフライ級6位の田之岡条(23=小熊)、日本スーパーバンタム級14位の水野拓哉(21=松田)、元日本フェザー級ランカーの溜田剛士(23=ヨネクラ)、日本スーパーフェザー級9位の粕谷雄一郎(20=石川立川)など各地区の若手ホープが集結。5月16日の予選から目が離せない大会となった。