女子ボクシング界に新たな風が吹きはじめた

　ボクモバダイエット企画でもお馴染みのスポーツトレーナーで栄養士の藤原茜先生が13日、後楽園ホールでプロボクサーのテストを受験した。浦安市内にあるチョコレートケーキ店のオーナーでもある藤原先生は「仕事とつながればいいと思ってボクシングをはじめた」と笑顔でプロテストを終えた。藤原先生は今後、都内のワタナベジムに籍を置く。この日は、同じワタナベジムから現役女子高生もプロテストを受験した。

　1998年7月8日生まれで、この春から高校3年生になる鈴木なな子さんは、4歳から極真空手を始めたという根っからの格闘家。全関東一般の部で優勝したほどの腕前だが、パンチの改善のために通ったワタナベジムからプロデビューを目指すこととなった。

　江畑佳代子をはじめ、大橋ジムから移籍した宮尾綾香や日体大に籍を置きながら世界チャンピオンとなった古川夢乃歌、15日にOPBF女子王座決定戦に出場する後藤あゆみ、トップアマからプロ入りしたチャオズ・箕輪などが在籍するワタナベジムは女子王国としての一面も色濃くなってきた。ワタナベジム包囲網特集を考える時が来たのかもしれない。