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[試合後会見]2017.3.11

日本王座戦 赤穂亮が序盤から圧倒

 10日、後楽園ホールで開催された第1回「A-Sign Bee」のメインでは、同級1位の赤穂亮(30=横浜光)と2位の田中裕士(25=畑中)が日本バンタム級王座決定戦で激突。試合は元OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者の赤穂がいきなりの左フックで仕掛け、元WBCユース世界バンタム級王者の田中が左ジャブで応戦する形でスタートした。
田中も最後まで踏ん張ったが
 上々の滑り出しを見せた赤穂は、その後も右フックを連続で叩き込むなど序盤のうちに主導権を掴み、5回終了時を3ポイントリードで折り返した。ここまでコツコツとヒットを重ねた田中も6回にはワンツーで打って出たが、赤穂の猛攻を止めるには至らず。すると9回には赤穂が右クロス、左ボディで田中を動きを止め、一気に仕留めにかかったが、ここを耐えた田中も最後まで踏ん張り決定打を許さず。試合は判定までもつれ込んだが、赤穂が98-93、98-92、98-92の大差で勝利し、4年7ヵ月ぶりにタイトルを獲得した。
側頭部を5針縫った田中
 1年ぶり2度目の日本王座挑戦に失敗した田中は、7回までに負った右側頭部の治療後に控室へ戻り、重い口を開いた。「赤穂選手のパンチは強く効いたが、絶対に倒れないという気持ちで踏ん張った。もっとジャブでコントロールしたかったが、想像以上に突進力があり付き合ってしまった」と振り返り、日本タイトルを高い壁と表現した。
赤穂は悪い癖が出たと反省に終始
 一方、こちらもバッティングにより負傷した左目上を絆創膏で応急処置し、会見に臨んだ赤穂は「3発もらっても1発返せばいいという悪い癖が出た。途中でカットして正直気持ちが切れた。昔の俺だったら倒していたのだが…、地道にコツコツやってくる選手は苦手ですね」と反省の弁が続いた。「防衛していくかは会長と相談して決めます。ちょっと休みます」と最後まで笑顔は見られなかった。
  その石井一太郎会長は「日本人が相手のタイトル戦だと力任せでは勝てないですね。ただ図太く戦い、途中に遊びを入れたりしたのは褒めて上げたい。ウチのジムは今日2連敗して悪い流れだったが、大丈夫なので安心してくださいとジムのことを考えてくれたのは嬉しかった」とコメント。「本人と話して初防衛戦をするか決める。良い内容で勝ってくれないとですね」と注文を付けることも忘れなかった。
赤穂に思いを託した下田
 また、赤穂が兄貴と慕い、先日引退を表明した元WBA世界スーパーバンタム級王者の下田昭文(帝拳)は、「よかった。ベルトは取ったので早く次に向かっていけばいい」とエールを送り会場を後にした。
会場で観戦した齊藤
 赤穂が空位の王座を獲得したことで初防衛戦の指名挑戦者となった日本同級3位の齊藤裕太(29=花形)は、「前半の爆発力が凄い。赤穂選手に飲まれるとはこのこと。ただ、僕とは噛み合うと思うし、面白い試合をして勝つ自信もあります」と話し、拳を握った。

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