リナレスとクロラとも規定内の体重

　ライト級のWBC(世界ボクシング協会)ダイヤモンド王座とWBA(世界ボクシング協会)王座をかけたタイトルマッチの試合1ヵ月前の予備計量が行われ、王者ホルヘ・リナレス(31=帝拳)、前WBA王者で現4位、WBC8位の挑戦者アンソニー・クロラ(30=英)の両選手がともに規定内でパスした。試合は3月25日(日本時間26日)、英国マンチェスターで行われる。

　リナレスは144.8ポンド(約65.6キロ)、クロラは144ポンド(約65.3キロ)だった。ライト級リミットの135ポンド(約61.2キロ)よりも超過体重が10%以内に収まっているため、ふたりとも合格となった。両者は昨年9月に今回と同じマンチェスター・アリーナで対戦し、WBC休養王者だったリナレスがWBA王者のクロラに判定勝ち、WBA王座に加えWBCダイヤモンド王者に認定された。返り討ちを狙うリナレスは44戦41勝(27KO)3敗、雪辱と返り咲きを狙うクロラは39戦31勝(15KO)5敗3分。オッズは13対8でリナレス有利と出ている。なお、この試合の勝者にはWBCレギュラー王者ミゲール・マイキー・ガルシア(米)との試合が義務づけられている。