井岡一翔の標的は中国の英雄ゾウ・シミン

　大晦日に4度目の防衛戦を完璧なKO劇で飾ったWBA世界フライ級王者の井岡一翔(27=井岡)が3日、大阪市内の井岡ジムで1ヶ月ぶりに本格的なジムワークを再開した。練習前に井岡は「今年はワンステージあげたい」とさらなる飛躍を誓った。
　大晦日の王座統一を記念して限定100枚の記念プレートが発売される。
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URL: http://www.shop-olive.net/
販売方法:井岡一翔オフィシャルWEBショップ 価格:\10000(税込)

　練習前に会見に臨んだ井岡は「オフは1週間くらいハワイに行って、ゆっくりしました。今日から始動です。これからは色々な人たちを巻き込みながら唯一無二の存在に向けてしっかり戦える体を作っていきます」と落ち着いた様子で語った。「今年はやっぱり統一戦はしたいですね。できたらゾウ・シミン(中国)とやりたいですね」とWBO同級王者との統一戦を熱望した。

　井岡一法会長は「今年は体のパワーアップを狙っていきたいな。大晦日のダウンもあったし、本人もわかっていると思うけど、ディフェンス面の強化も今年はして行くつもり」と今年の強化ポイントを明かすと「次戦はゴールデンウィーク前がエエね。できらたゴールデンウィークはゆっくりしたいからな、次は防衛戦になると思う」と春頃に5度目の防衛戦を計画しているとした。

　練習初日とあって、入念なウォーミングアップから会長を相手にミット打ちを披露。体の動きを確かめながら軽く汗を流した。