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[試合後談話]2017.1.23

世界を目指す選手たちの最初の登竜門

 将来を期待される選手たちが出場したDANGAN主催のC級トーナメント決勝戦が23日、後楽園ホールで開催された。6階級で行われた今大会、ミニマム級とバンタム級は、ともに今年の新人王を目指すREBOOTジムの和田優麻と小笠原梢太が優勝した。全勝対決を判定勝利で制したミニマム級の和田は「安全運転をしてしまった。自分のボクシングができなかった」と試合を振り返った。バンタム級で判定勝利を収めた小笠原は「相手はパンチが強かった。無我夢中でした。ダウンが取れてよかった。あれがなかったら負けてた」と大事な一勝にホッとした。
尾崎誠哉(K&W)
 スーパーバンタム級で勝ち名乗りを受けた尾崎誠哉(K&W)は「1ラウンドは硬かった。2ラウンドは相手が右目上を切ったのでそこを狙ってジャブを打った。これから頑張ります」とさらなる飛躍を誓った。
諏訪佑(10COUNT)
 フェザー級で判定勝利を収めた諏訪佑(10COUNT)は「きっちり決着がつく勝ち方がしたかった。途中で自分に負けるところがあった。今年の目標は自分に負けない」と反省の弁が口をついた。
諏訪が攻める
坂田尚樹(ワタナベ)
 スーパーフェザー級で優勝した坂田尚樹(ワタナベ)は「ガードの上から力で倒した。技術はまだまだです。新人王トーナメントにエントリーできれば、獲りにいきたい」と笑顔で取材に答えた。
中村俊介(帝拳)
 ウェルター級もイキのいい選手が現れた。中村俊介(帝拳)はTKO勝利を収めると「緊張して動けなかった。接近戦から離れぎわに当てられなかったので、足を使った。練習どおりのカウンターが入って、その後も追い込みがかけられたのがよかった。自分に自信がつく試合でした」と、勇気をテーマにリングに上がったという試合を振り返った。

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