真正ジムが必勝祈願

　神戸市内の湊川神社で12日、真正ジムの山下正人会長をはじめスタッフ、選手、総勢30人で毎年恒例の必勝祈願を行なった。山下会長は「毎年恒例やけど、今年も怪我のないように、しっかり勝っていこう」と檄を飛ばした。昨年末に引退を表明した世界三階級制覇チャンピオン、長谷川穂積のイズムを継承する東洋太平洋スーパーバンタム級チャンピオン久保隼(26)と同じくミニマム級チャンピオン山中竜也(21)は今年、ビッグチャンスを掴むことができるかー。

　恒例の必勝祈願前に東洋太平洋スーパーバンタム級王者の久保隼(25=真正)は「いつも通り現状維持しないように組まれた試合を勝っていくだけです。応援よろしくお願いいたします」と笑顔をみせた。

　昨年、東洋太平洋ミニマム級王座を奪取した山中竜也(21=真正)は「今年も、与えられた試合を全力で勝っていくだけです。その先に世界のベルトがあれば必ず獲ります」と意気込んだ。

　春にチャンピオンカーニバルで日本タイトルを狙う同級1位の小西伶弥(21=真正)は「今年は国内のタイトルを獲得して、防衛して行って世界を掴みたいと思います。応援よろしくお願いいたします」と初タイトル戦に向け目を輝かせた。