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[ランキング]2017.1.11

日本最新ランキングは大きく変動

 11日、日本ボクシングコミッション(JBC)は都内でランキング委員会を開き、12月度の日本ランキングを作成。新たに7選手のランク入りを認めたほか、昨年末の全日本新人王優勝者が各階級の最下位に組み込まれた。また、王座を返上したミニマム級の福原辰弥(本田フィットネス)とバンタム級の益田健太郎(新日本木村)の保留リスト入りを確認した。
 なお、2月からスタートする日本王者の指名挑戦試合チャンピオンカーニバルは今月13日に発表会が行われ、ヘビー級を除く全13階級の組み合わせがこの日決定する。
ミニマム級は小西と谷口で決定戦
 大きく変動があった階級を紹介すると、ミニマム級は1位の小西伶弥(真正)と空位の王座を争うことが決まった谷口将隆(ワタナベ)が8位から2位に大きく繰り上がり、10位には前回9位の栄拓海(折尾)を破った平井亮輝(千里馬神戸)が飛び込んだ。ライトフライ級は、フライ級12位の村井貴裕(グリーンツダ)から殊勲を上げた上久保タケル(井岡弘樹)が11位に入り、スーパーフライ級は上位ランカーの山下賢哉(古口)を7回TKOで破った星野晃規(M.T)が7位、15位の癘{健太(明石)に競り勝ったガンバレ将太(戸高秀樹)が14位にランクされた。
同じくバンタム級は赤穂と田中が激突
 空位となったバンタム級は、赤穂亮(横浜光)と田中裕士(畑中)の間で決定戦が行われることになり、それぞれ1位、2位にランク。また、13位にランクされていた上林巨人(竹原&畑山)が休養するとの報告がありランキングから除外。代わって先月の試合でスーパーフライ級10位の大塚隆太(鴻巣茂野)に3回TKO勝ちした清瀬天太(姫路木下)が12位にランクされた。
宇佐美を破った右:井上がランクイン
 土屋修平(角海老宝石)が新王者となったライト級は西谷和弘(VADY)が指名挑戦者となり、土屋に敗れた野口将志(船橋ドラゴン)は5位に後退。14位には中嶋龍成(山龍)が復活した。1位の麻生興一(三迫)と2位の松山和樹(山上)が来月9日に決定戦を争うスーパーライト級は、年末の試合でライト級12位の宇佐美太志(岐阜ヨコゼキ)を3回TKOで仕留めた井上浩樹(大橋)がプロ6戦目でランク入りをはたした。最後にスーパーウェルター級10位の竹迫司登(ワールドスポーツ)が転級届を出し、ミドル級4位にランクされた。
 また、ランキング委員会にオブザーバーとして出席した全日本プロボクシング協会理事から現行9ヵ月の指名期限を1年に延長したいとの要請があり、チャンピオンカーニバル終了後に順次適用する形で検討することが確認された。

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