中部のホープ華井玄樹が4月に再起

　昨年11月に熊本で指名挑戦者として日本ミニマム級王者の福原辰弥(27=本田フィットネス)に挑むも7回TKO負けを喫した華井玄樹(26=岐阜ヨコゼキ)が、4月30日(日)に岐阜市産業文化交流センターで再起することが決まった。試合はライトフライ級8回戦で行われ、13戦7勝(1KO)6敗の松井謙太(21=三河)と対戦。
　7日、再起戦が決まった華井は取材に応じ、今後は適正階級のライトフライ級でタイトル挑戦を目指すと明かした。

　「今年は全勝して来年のチャンスに繋げたい。そのためにもしっかりと力をつけていきます。4月の試合では進化した姿を見てください」。無理な減量がたたって本来の力を発揮できず、8戦目にして初黒星がついた華井だが、アマチュア時代は東京農大ボクシング部で主将を務め、大学3連覇に貢献した実力者。特に機動力と勝負どころの嗅覚は軽量級トップクラスなだけに、戦国時代と化したライトフライ級戦線でも頭角を現す日も近いはず。