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[試合後談話]2016.11.21

内山高志と同学年の36歳が魅せた!

 21日の後楽園ホールで開催された「ダイナマイトパンチ103」のメインイベントはフェザー級8回戦、日本同級11位の臼井欽士郎(36=横浜光)が元日本スーパーフェザー級1位の松崎博保(34=協栄)と対戦した。試合は連勝中の臼井が左フックを叩き込み松崎の顔を弾いた。
復帰後は連勝街道を驀進中
 久しぶりのランキング復帰に闘志を燃やす松崎は左右フックを入れたが、臼井はガードで被弾を回避すると左フックを顔面、ボディに決めてダメージを与えた。4ラウンドは松崎がやりにくさを発揮してポイントを奪ったが、5ラウンド開始早々に臼井の右ストレートが直撃。キャンバスに転んだ松崎は立ち上がったが、レフェリーはカウントを数え上げた。
色々な発見があって楽しい
 体調不良で満足のいく練習ができなかったという臼井は「1〜2ラウンドは内容が良くなかった。相手はブランク明けとは思えないぐらい強かった。いつも左フックに頼ってしまうので課題にしていた中間距離での右ストレートで倒せたのは良かった」と安どの表情を見せた。来年、37歳になる臼井は「年齢的にも時間がないのでフィジカルトレーニングで追い込んでいるが、まだ体が馴染んていない。倒せたから良かったが、前回の試合の方が良かった。練習量を変えるか調整方法を変えないとチャンピオンにはなれない」と気を緩めることなく強さに貪欲な姿勢を見せた。
内山の復帰がうれしい
 「同期の内山君も復帰するので自分も頑張りたい。大晦日の試合はもちろん観に行きます!」 と拓殖大学ボクシング部主将を務めた前WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志(ワタナベ)と同学年で中央大学ボクシング部主将だったという臼井は内山の復活を喜び、刺激を受けていると語った。
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