世界チャンピオン高山勝成の祝勝会

　大阪市内のセントレジスホテル大阪で28日、WBO世界ミニマム級王者で4団体制覇王者の高山勝成(33=仲里)が8月20日のWBO世界ミニマム級王座決定戦で勝利したことを祝して後援会、関係者、約100名を集めて盛大な祝勝会を開催した。

　祝勝会の前に囲み会見に応じた高山は「10月15日から1週間キューバとWBOの総会が行われたプエルトリコに行ってきました。次戦は誰とやるかっていうところを重視して決めていきたいと思います」と次戦に向けて展望を語った。

　続いて中出博啓トレーナーは「とりあえずWBOには来年の春頃まではできないことを了承してもらっています。暫定を作るのか、挑戦者ができるのかわかりませんけど、その時の高山の気持ち次第。まあ、進学も視野に入れているみたいやから」と大学進学も視野に来年の春頃決断すると語った。

　高山は今月17日、プエルトリコ・サンファンで開催されたWBO総会に出席し、両目の上の傷の完治に日にちを擁するとし次戦まで半年間の猶予を要請、WBO側は暫定王者を立てる条件で高山陣営の要請を受諾した。